心の旅

心のふるさとを見つける旅。断捨離、ミニマリスト、節約、ダイエットなどについても語ります。

友情に似ているコーチングとカウンセリング

かなり前の話ですが、友人が私にこう言ったことがありました。
「話を聞いてやれば、友情の半分以上は果たしたようなものだ」

その時は、ふーん、くらいに聞いていたんですが、今思うと、核心をついたことを友人は言っていたんだなと感心します。

 実は、コーチングとかカウンセリングの基礎として、相談者(クライアント)の話を丁寧に聞くことがあるんですね。


基礎というか、究極かもしれない。

心理学を学んでいる時、こんな話を聞いたことがあります。


あるクライアントは、何度も先生のカウンセリングを受けるうちに、元気になって、社会復帰してゆきました。

これからまた働きはじめるという時、その人は先生にこう言ったそうです。

先生は私に何も特別なことはしてくれなかった。でも、本当に私の話をよく聞いてくださった」と。

また、コーチングでは、相談者の話を聞く作業を、「傾聴」と呼びます。

ただ聞くのではなく、最後まで聴き切ることが重要なのであり、絶対に「お話泥棒」になってはいけないとコーチングの世界では教えられます。

それくらい、他人の話をよく聴くことは、大切なんですね。

大切であるとともに、非常に難しい行為でもあるんです。

優秀なコーチやカウンセラーは、クライアントに対し、友情を抱いているわけではないでしょう。ただ、冷静に、相談者を観察しながら、話を聴いているだけです。

しかし、相談する側は、親しい友人に本音をぶちまけた時のような安堵感を覚えることがあります。

私は現在は、相談を受ける側ですが、これまでは、何度も相談する側だったから、話をしっかり聴いてくれる人の存在のありがたさは身に沁みているのです。

人に優しく接するとか、親切にすることは大事です。

しかし、大それたことを考えると、肩に力が入ってしまいます。だから、まずは、身近にいる人の話を、聴いてあげることから始めてみてはいかがでしょうか。