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心の旅

心のふるさとを見つける旅。断捨離、ミニマリスト、節約、ダイエットなどについても語ります。

サザンオールスターズの「いとしのエリー」を超久しぶりに聞いた感想

最近、ときどき聴いている のがこのアルバム。 

 

サザンオールスターズの「バラッド '77〜'82 [ サザンオールスターズ ]」というアルバム。中でも「いとしのエリー」が流れてくると、最初にこの曲を聴いた時の心境が鮮やかによみがえるのです。

二十代の頃、パチンコを打っている時、この「いとしのエリー」が前ぶれなしに聞こえてきたのでした。

 寂しさ、孤独、感傷、夢、そして、異性への憧れ……そうした心情を抱えたまま、どこへ進んだら良いのか、途方に暮れていた時、突然、私の鼓膜を震わせたのが「いとしのエリー」という曲だったのです。

パチンコ屋という雑獏とした空間の中で、桑田佳祐の声が心に染み入り、思わず涙ぐみそうになりました。

二十代のある時期、さかんに聞いたサザンオールスターズでしたが、ふっと聞かなくなって、長い年月が過ぎ去りました。

今また聞き返してみると、若者たちの心情をここまで情感豊かにとらえた曲は他にはなかったと確認できました。

多くの若者に受け入れられた、その心情とは、かくのごときものではなかったでしょうか。

学生運動もできない、社会に適応してゆくこともできない、やり場のない激しい感情を爆発させたい、しかし、人を傷つけたくはないといった状況下では、サザン的情感の吐出は、若者にとって大いなる救済となったと思うのです。

単なるうわっ滑りのセンチメンタリズムを超えた、切実なる心情が、サザンオールスターズのの曲には息づいていると感じるのです。

レイ・チャールズの「Ellie My Love」をYouTubeで聞くと、その理由がわかりました。

「いとしのエリー(Ellie My Love)」という曲は、ソウルにジャンル分けしたくなるくらい、深みのある楽曲だから、魂を揺さぶられるのでしょう。

「いとしのエリー」は時代をとらえただけでなく、時代を超えた普遍性をも獲得している名曲だと言えそうです。