心の旅

心のふるさとを見つける旅。断捨離、ミニマリスト、節約、ダイエットなどについても語ります。

「シン・ゴジラ」ではなく、元祖「ゴジラ」の感想です。

「シン・ゴジラ」が話題になっているらしいですが、この記事で出てくるのは、元祖「ゴジラ」とも言うべき、1954年(昭和29年)に公開された映画です。

今日ご紹介する、元祖「ゴジラ」の感想は、2011年3月10日に書いたもの。つまり、あの東日本大震災が起きる前日に書いた記事です。

2016年になった現在でも、福島第一原子力発電所事故はまだ終結していませんよね。

そう、ゴジラはまだ死んでいないのです。

 (以下は2011年3月10日に書いた感想です)

「ゴジラ」という映画を観たことがない人でも、ゴジラの存在を知らない人は、少ないと思います。

日本の怪獣映画の元祖として名高いのが、本多猪四郎監督の「ゴジラ」です。

昨日の深夜に鑑賞したのですが、これはもう、動く骨董品という感じでした。

「ゴジラ」
製作=東宝 
1954.11.03 
10巻 2,663m 97分 白黒
製作 ................  田中友幸
監督 ................  本多猪四郎
監督助手 ................  梶田興治
脚本 ................  村田武雄 本多猪四郎
原作 ................  香山滋
特殊技術 ................ 円谷英二

配役    
山根恭平 ................  志村喬
山根恵美子 ................  河内桃子
尾形秀人 ................  宝田明

ゴジラは、日本の東宝が1954年(昭和29年)に公開した特撮怪獣映画『ゴジラ』に始まる一連のシリーズ作品及び、それらの作品に登場する架空の怪獣の名称である。

これら一連のシリーズ作品のことを「ゴジラ映画」と呼ぶこともある(引用元:ウィキペディア)。

 少し長いのですが、ウィキペディアに貴重な記述がありますので、続けて引用いたします。

1954年11月3日、同年3月1日にビキニ島の核実験によって起きた第五福竜丸事件をきっかけに製作された、第1作“水爆大怪獣映画”『ゴジラ』が公開される。

身長50メートルの怪獣ゴジラは人間にとっての恐怖の対象であると同時に、「核の落とし子」「人間が生み出した恐怖の象徴」として描かれた。

また核兵器という人間が生み出したものによって現れた怪獣が、人間の手で葬られるという人間の身勝手さを表現した作品となった。

観客動員数は961万人を記録。この成功を受けて直ちに続編が準備され、翌年の1955年に公開された第2作『ゴジラの逆襲』で描かれた「怪獣同士の対決」は以後のゴジラ映画のフォーマットとなり、その他の怪獣映画の製作にも影響を与えた。

7年後の1962年に公開されたシリーズ第3作『キングコング対ゴジラ』では観客動員数1255万人とシリーズ最高を記録。アメリカなど日本国外でも上映され、大ヒットとなる。

 水爆に関連した映画というと、新藤兼人監督の名作映画に「第五福竜丸」があります。

この元祖「ゴジラ」の下敷きとして、「第五福竜丸事件」があったことは特筆に価すると思います。

全編、シリアスなつくりとなっています。

背ビレが光った後に、火を噴くゴジラの姿は、なかなか迫力がありました。

私はもう大人になってしまったので、子供のようには、この映画空間に埋没はできなかったのですが、けっこう楽しむことはできました。

やはり、ゴジラのテーマともいうべき、あの音楽が良いですね。

www.youtube.com

最初に動く骨董品と言いましたが、見ればみるほど愛着がわく、愛しきキャラとしてのゴジラが、なかなかの味わいがありました。

【この名作映画のツボ】

この映画「ゴジラ」では、ゴジラは悪の権化としては描いてはいないということ。
人間の水爆実験によって出現した「哀しき象徴」として、ゴジラを登場させていることは、しっかり確認しておきたいと思います。

【2011.3.26 追記】
「ゴジラ」について書いた次の日に、日本の歴史がかわる大震災が起きました。

「2011年3月11日午後2時46分ごろ、三陸沖を震源に国内観測史上最大のM9.0の地震が発生。津波、火災などにより広範囲で甚大な被害がでている。福島第1原発と第2原発周辺には、避難指示や屋内退避指示が出された(引用元:ヤフー)」

この恐怖の東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)が起きる前日、ゆるんだ気持ちで(パニックは映画の中だけのことで、まさか現実に起きるはずがないとおもいつつ)「ゴジラ」を見ましたが、とんでもないことでした。

「ゴジラ」は、まだ生きています。何人もの被爆者を出し、国をあげて鎮圧に力を注いでいますが、「ゴジラ」の怒り、あるいは悲しみは、治まる気配を見せません。

私たちはこれから「ゴジラ」を、どうしたら良いのでしょうか。

(2011年3月10日に書いた感想は、ここまで)

まさか、元祖「ゴジラ」の感想を書いた次の日に、東日本大震災が起きるとは思いませんでした。

耳を澄ますと、今も遠くから、ゴジラの哀しき叫びが聞こえてきそうです。日本人は原発に対し、いかなる選択をすべきなのでしょうか。