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心の旅

心のふるさとを見つける旅。断捨離、ミニマリスト、節約、ダイエットなどについても語ります。

心を断捨離するために高村光太郎詩集を読んでいます。

断捨離を推奨している人の根本に、商業主義、お金儲け主義があったら、げんなりしてしまいます。

もちろん、断捨離の伝授をビジネスにしている人は、「断捨離ビジネス」という経済活動であるわけで、お金がからまないわけがありません。

しかし、断捨離すると心まで豊かになると主張しつつ、実は、商人の血ががふつふつと湧き立っている人は少なくないので、そういう人の本を読んでいると、心が渇いてきて、とても、心が豊かになる気がしないのです。

私にとって断捨離とは、心を豊かに保つための行為を指します。

心を豊かにするためには、様々な煩悩から解放される必要があるのです。

そのため、私のような邪心の多い人間は、邪念から逃れて生きぬいた人の存在が尊くなってきます。

現在、私が読んでいるのは、高村光太郎の詩です。

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上の本「光太郎のうた」は、昭和37年が初版の文庫版です。

高村光太郎の弱さ、求道性、人間としての不完全さに惹かれます。

高村光太郎は、最愛の妻である智恵子を失った後、すべてを捨てて生きた人です。すべてを捨てて、自分らしく生きた人です。

智恵子の死、それ以後の高村光太郎は、智恵子との愛を断捨離したわけではありません。

愛情などの大切なこと以外をすべて捨てて、本来の自分らしく生きたのです。

人間の愚かさを受け入れた上で、心豊かに生きようとした高村光太郎。彼の詩は、これからもずっと読み続けゆくだろうと思います。