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心の旅

心のふるさとを見つける旅。断捨離、ミニマリスト、節約、ダイエットなどについても語ります。

「貧しさ」の極みで生まれた詩。でも、それは限りなく「豊か」なのです。

貧乏生活 心の旅日記

TBSの日曜劇場で1966年から21回にわたって放送された「天国の父ちゃんこんにちは」というドラマをご存じでしょうか。

そのドラマの中で、毎回朗読される詩がありました。

主演の森光子が、今は亡き夫にプロポーズされた時に贈られた詩だという設定です。

「貧しさ」の極みで歌われた詩ですが、そこには何とも言えない「豊かさ」と「幸福感」がほんわりと表現されておりました。

では、さっそく、その詩をご紹介しましょう。

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貧しいから

あなたに差し上げられるものといったら

やわらかな五月の若葉と

せいいっぱい愛する心だけです。

でも、結婚してくれますね。

この詩のタイトルは定かではありません。ドラマ中では「五月のうた」、あるいは「五月の言葉」といわれていました。

このドラマの原作となったのは、日比野都の手記「天国の父ちゃんこんにちは」を読めば正解が載っているかもしれません。

でも、残念ながら、現在は絶版となっています。

ドラマ「天国の父ちゃんこんにちは」は以下で閲覧可能です。いずれリンク切れになるでしょうから、お早目に見ておいてくださいね。

昭和の名女優である森光子さんの若さにビックリです。

それにしても、いいですね貧乏って。こんなに豊かな気持ちになれるのですから。

ミニマリストとか、断捨離とか、シンプルライフなどという言葉は、この時代にはありませんでした。

しかし、この詩の世界は、余計なものを持たないことで豊かなになれることを、鮮明に証明してくれている気がします。

また、この詩は「経済的な貧乏」は、逆に「心の豊かさ」を生む、その好例のように、今の私には感じられます。

まあ、そんな理屈はどうでも良いでしょう。素直に、この詩の温かさだけを味わっていたいのです。